フェラーリのカルロス・サインツJr.とハースのケビン・マグヌッセンは、パワーユニット(PU)交換ペナルティにより、F1第12戦のフランスGP決勝レースは最後尾からスタートすることとなった。

 サインツJr.は、前戦オーストリアGPの決勝レースでエンジントラブルが発生し、炎上リタイアとなった。フランスGPに先立って、チームはPUコンポーネントの交換によるペナルティも想定していた。

 その想定通り、フェラーリは金曜日のフリー走行1回目を前にサインツJr.のマシンに規定数を越える3基目のコントロール・エレクトロニクス(CE)を投入し、10グリッドの降格ペナルティが既に決まっていた。

 フェラーリさらに、内燃エンジン(ICE)とターボチャージャー(TC)、運動エネルギー回生システム(MGU-K)、熱エネルギー回生システム(MUG-H)を追加交換。これによりサインツJr.は、日曜日の決勝レースを最後尾からスタートすることとなった。

 サインツJr.はフリー走行2回目でトップタイムをマークしていたものの、決勝レースでは追い抜きによる順位挽回は「予想以上に難しい」と話しており、追加交換に関しては「そうだね……10(グリッド降格ペナルティ)を受けたんだから、次は何が起こるか分からない」と示唆していた。

 またマグヌッセンは、新たなPUコンポーネントとして新たなICEとTC、MGU-K、MGU-Hを投入。いずれも規定数を超えての使用により、サインツJr.と共にグリッド最後尾からのスタートを強いられる。なお、規定数内に留まっているものの、新しいエキゾーストシステムも投入している。

 サインツJr.とマグヌッセンのグリッド位置は、予選タイムの速い順で決まることになる。

 なお、サインツJr.のチームメイトであるシャルル・ルクレールもエキゾーストシステムを交換。ただこれも規定数内に留まっているため、ペナルティはない。