F1第12戦フランスGPの予選で、アルファタウリの角田裕毅は8番手に入った。今回からアップデートされたマシンで第8戦アゼルバイジャンGP以来のQ3進出を果たした角田は、第6戦スペインGPを最後に遠ざかっている入賞を狙う。

 ここ数戦苦しい戦いが続いていたアルファタウリは、今回のフランスGPで今季初の大型アップデートを投入。角田もFP2からアップグレードされたマシンで走行し、その違いを大いに感じていた。

 FP3を10番手で終えて予選に臨んだ角田は、Q1を1分33秒394というタイムで13番手通過すると、Q2では1分32秒836をマークして10番手に。Q3でも1分32秒780にタイムを伸ばし、結果的に8番グリッドを手にした。

 予選を終えて角田はチームのプレスリリースにコメントを寄せ、久々にトップ10に入れたことへの満足感を口にした。

「アップデートを手にしたことでQ3に戻って来られて良かったですし、チームも素晴らしい仕事をしてくれました」

「自分たちが戦いたいポジションに戻って来られて、とても嬉しく思います。明日は全力を出し切るだけですね」

「新しいマシンに適応するのに苦労するのは分かっていたので、FP1とFP2は大変でしたが、エンジニアやメカニックたちと一緒になって挽回できました。バランスに関するアプローチを変えたのがうまくいって、それが今回の結果のターニングポイントになったと思います。中速コーナー(のパフォーマンス)はファクトリーのみんなが頑張ってくれたので、狙い通りのところに持ってくることができました」

 決勝では入賞圏内からスタートすることになる角田。彼は決勝でのパフォーマンスにも手応えがあるとして、あとは戦略をうまく決めることが重要になるだろうと語った。

「ロングランペースを鑑みると、アップデートされたマシンはタイヤにも優しく、良いパフォーマンスが発揮できると思っています。だから決勝はポイントを狙っていきます」

「1ストップか2ストップか、という戦略が重要になるでしょうが、チームが正しい選択をしてくれるはずだと思っています」