F1フランスGPで、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)に次ぐ2位に入ったルイス・ハミルトン(メルセデス)。彼にとっては、ドリンクボトルの故障もあってかなり辛いレースになったようだ。

 4番グリッドからレースをスタートしたハミルトンは、スタートで3番手に浮上すると、シャルル・ルクレール(フェラーリ)のリタイアで2番手に。そのポジションを最後まで守り切り、フェルスタッペンとは10秒差でチェッカーを受けた。

 レース後のハミルトンは、表彰台裏の控え室で床に寝転がるなど疲れを隠し切れない様子だった。彼はマシンの中で過酷な戦いを強いられていたと明らかにした。

「かなりの暑さだったし、ドリンクボトルが機能していなかったから本当にタフなレースになった」とハミルトンは言う。

「でも週末を通して僕たちが(ライバルから)離されていたことを考えると、これは素晴らしい結果だ」

「僕たちのチームは、信頼性という点で素晴らしいものがある。だからふたつのファクトリーにいる人たち、ここにいるみんな、そしてジョージ(ラッセル)の仕事ぶりを心から祝福したい」

「まだ自分の体重を見ていないけど、3キロくらい痩せてるんじゃないかな……。だからもう十分だ。このドリンクの残りを早く飲み干したいよ」

 シーズンが進むごとに徐々に戦闘力を上げてきている感のあるメルセデス。ハミルトンはこれで4戦連続の表彰台となり、チームメイトのラッセルも今季4度目となる3位表彰台。チームにとっては今季初のダブル表彰台となった。

 ハミルトンは、メルセデスがフェラーリやレッドブルに少なくとも「接近できる」ことが励みになっていると語り、さらなるアップデートでこれまで以上に差を縮められることを期待している。

 1週間後に開催されるハンガリーGPへの意気込みを問われたハミルトンは次のように答えた。

「フェラーリとレッドブルを倒すのは難しいだろう。彼らは未だペース面でのアドバンテージを持っている」

「あのコース(ハンガロリンク)に向けて何らかのアップグレードをして、彼らに一歩でも近付きたいと思っている」

「今回のレースを見ると、僕たちは少なくとも彼らに近い位置で走ることができていた。だからその差がもっと縮まるといいね」