8月6日、7日に富士スピードウェイで行なわれるスーパーGT第4戦。そのエントリーリストが7月25日に発表された。GT500クラスの顔ぶれには変更がないが、GT300クラスは第3ドライバーの登録も含め、前回の第3戦鈴鹿とは異なる様相となっている。

 GT300クラスの年間エントリーリストには総勢28チームが名を連ねているが、第3戦鈴鹿では、第2戦富士で大クラッシュを喫した22号車アールキューズ AMG GT3が欠場となり27台のエントリーに。第4戦のエントリーリストには22号車の名前もあり、晴れて復活を果たす見込みだが、その一方で2チームの名前が記載されておらず、計26台のエントリーとなっている。

 その内の1チームが、GT300規定(かつてのJAF-GT)のGRスープラを自社製作して参戦しているHOPPY team TSUCHIYAだ。チームによると、彼らは先週鈴鹿サーキットで行なわれたタイヤメーカーテストの際にクラッシュをしてしまい、その修復のために今回のレースは欠場するとのことだ。

 鈴鹿でのテストでは、130Rで野中誠太がスポンジバリアに激突。幸い野中に大きな怪我はなかったものの、マシンはフロント部分を中心にダメージを負った。ただ、クラッシュの際に衝撃吸収構造が機能したこともあり、フレームやエンジンといった箇所には現状大きな問題はなさそうとのことだ。

 このマシンは職人たちが限られた予算の中で手作りで仕上げたマシンということもあり、スペアパーツも潤沢ではない。そのため2週間後に迫る富士戦は欠場し、8月27日、28日の第5戦鈴鹿の出場を目指して修復作業を進めるという訳だ。また、修復するパーツについては木野竜之介エンジニアがその設計を見直し、ある種のアップデートも兼ねるような形で作業が進められるという。

 一方で気になるのが、34号車BUSOU raffinee GT-Rを走らせるBUSOU Drago CORSEの名前もエントリーリストに記載されていないということ。エアロパーツメーカーのBUSOUと道上龍率いるDrago CORSEが今季からタッグを組んで参戦しているこのチームは、第2戦富士で柳田真孝、井出有治組が2位に入り、ランキングでも6番手につけるなど存在感を見せている。そんな彼らの欠場理由について現時点では明らかにされていないものの、この件について近日中に何らかの発表が行なわれるのではないかとの噂もパドックでは広がっており、今後もその動向に注目が集まる。