鈴鹿サーキットで行なわれている2022スーパーGT第5戦。GT300クラスの公式予選では10号車TANAX GAINER GT-Rがポールポジションを獲得した。

 5月末の第3戦以来の開催となる鈴鹿戦。前回は週末を通して真夏のような気候となったが、今回はどちらかと言うと蒸し暑さが目立つようなコンディション。気温31℃、路面温度39℃で予選がスタートした。

 Q1のA組では、上限いっぱいとなる100kgのサクセスウエイトを積む56号車リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rが1分57秒台にタイムを乗せてトップに立つと、それを9号車PACIFIC hololive NAC Ferrariや6号車Team LeMans Audi R8 LMS、55号車ARTA NSX GT3らが塗り替えていった。

 最終的なトップ通過は木村偉織がドライブする55号車で、タイムは1分57秒707だった。第3戦のウイナーである7号車Studie BMW M4は63kgというサクセスウエイトも影響してか12番手でQ1敗退。テスト中のクラッシュにより第4戦富士を欠場していた25号車HOPPY Schatz GR Supraは、修復と改良を施したスープラで予選に臨んだが、カットラインである8番手のタイムに0.009秒足りず初のQ2進出を逃した。

 続くQ1 B組では1分57秒851でターゲットタイムをマークした244号車HACHI-ICHI GR Supra GTを上回る車両がなく、244号車がそのままトップ通過となった。予選上位の常連である96号車K-tunes RC F GT3が2番手、前戦富士で7位に入り勢いに乗る50号車Arnage MC86が3番手で通過した一方で、前戦ウイナーでタイトル争いに加わっている61号車SUBARU BRZ R&D SPORTはタイムが伸びず、同組11番手でノックアウトとなった。

 Q2でも、ライバルに先んじてアタックに入りターゲットタイムをマークしたのは244号車だった。244号車を駆る三宅淳詞は1分56秒995と、Q1でチームメイトの佐藤公哉がマークしたタイムを1秒近く上回ってみせた。

 この244号車のタイムを各車上回れないまま時間が過ぎていったが、10号車の大草りきが1分56秒941にタイムアップ。僅差でポールポジションを手にした。10号車は第3戦でも予選Q2でトップタイムをマークするも、車両規定違反でタイム抹消となって“幻のポール”に。今回はそのリベンジを果たした形となった。