ミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリで行なわれているMotoGP第14戦サンマリノGP。そのMoto3クラス予選では、デニス・オンジュ(Red Bull KTM Tech3)がポールポジションを獲得した。

 日本人ライダーが多数参戦するこのMoto3クラスだが、今回は佐々木歩夢( Sterilgarda Husqvarna Max)、鈴木竜生(Leopard Racing)、山中琉聖(MT Helmets - MSI)の3人が直接Q2へ進出。鳥羽海渡(CIP Green Power)と古里太陽(Honda Team Asia)の2名がQ1からのスタートとなった。

 Moto3クラスの予選はドライコンディションで開始され、気温は25℃、路面温度は29℃だった。

 Q1突破を目指したい鳥羽と古里だが、開始から5分とまだ1度しかタイムを計測していない状況で、古里が転倒してしまった。なお古里はこの後走行に復帰できずに予選を終えている。

 一方鳥羽は、前半のアタックで1分43秒268をマーク。トップからは約1秒差の7番手でQ1の折り返しを迎えた。

 各車がタイミングを牽制しつつQ1最後のアタックを行なっていったが、その中でも鳥羽は自己ベスト更新ペースを示すアタックを見せた。最後は1分42秒618をマークし、4番手に食い込んでQ2進出……かと思われたが、トラックリミット違反によりタイムが抹消。鳥羽は10番手タイムとなり、13番手の古里と共にQ1敗退に終わった。

 なおQ2進出はダビデ・ムニョス(BOE Motorsports)、ロレンソ・フェロン(SIC58 Squadra Corse)、リカルド・ロッシ(SIC58 Squadra Corse)、アドリアン・フェルナンデス(Red Bull KTM Tech3)の4名だ。

 予選Q1のチェッカーフラッグが振られた頃、各セクターで雨が降り始めたと通達があった。ただQ2の最初の出走では、各車スリックタイヤでの出走となっていた。

 雨の影響が出ているようで、Q2前半のアタックタイムは1分43秒台とQ1よりもスローペース。通常ならピットに戻っている折り返しを過ぎても、各車アタックを続行した。その後は雨は止んでいないもののタイムが縮まっていき、1分42秒642をマークしたディエゴ・モレイラ(MT Helmets - MSI)がトップタイムを更新した。

 モレイラが更に自己ベストを更新していき、ポールポジション獲得かと思われたが、ラストアタックでデニス・オンジュが0.023秒とわずかながらそれを超える1分42秒448を記録。これがトップタイムとなり、オンジュがポールポジションを獲得した。2番手はダニエル・オルガド(Red Bull KTM Ajo)、モレイラは3番手になった。

 日本勢は山中が終盤に2番手に食い込んでいたが、ライバルのタイム更新によりポジティブをダウン。フロントロウを逃す4番手となった。そして鈴木と佐々木はアタックが決まらず、それぞれ16番手、17番手でサンマリノGP予選を終えている。