F1第16戦イタリアGPのフリー走行1回目が行なわれた。トップタイムをマークしたのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)で、タイムは1分22秒410だった。

 サマーブレイク明け3連戦の最後のレースとなる第16戦イタリアGPは、今季最後のヨーロッパラウンド。超高速サーキットのモンツァが舞台とあって、各チームが低ドラッグを意識したパッケージを持ち込んできた。

 また今回のFP1は、非レギュラーのドライバーがふたり出走。ニック・デ・フリーズがアストンマーチンから、アントニオ・ジョビナッツィがハースから参加した。

 60分間のセッションがスタートすると、半数以上のドライバーがハードタイヤを装着して周回を重ねた。ピエール・ガスリー(アルファタウリ)はセッション開始10分足らずというタイミングで第1シケインをオーバーランし、トラブルを感知したチームがピットに呼び戻すという場面があったが、その後コースに復帰して問題なく走行を続けた。

 セッション前半で速さを見せたのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。タイムシート上では常に2番手以下に対して1秒前後の差をつけるような状態で、ハードタイヤで1分22秒853というトップタイムをマークしてピットに戻っていった。2番手は他のドライバーに先んじてソフトタイヤでのアタックを行なった角田裕毅(アルファタウリ)だ。

 セッションが折り返しに近付くと、新品のソフトタイヤを投入してタイムを出しに行くマシンが増え始める。母国イタリアでのレースを赤と黄色の特別カラーのマシンで迎えたフェラーリ勢は、ルクレールが1分22秒410でトップに浮上。チームメイトのカルロス・サインツJr.も1分22秒487で、僅差の2番手に続いた。

 一方フェルスタッペンもソフトタイヤを履いてアタックを行ない、セクター1とセクター2ではルクレールを上回るタイムをマークしていたものの、セクター3でランド・ノリス(マクラーレン)に追いついてしまう形となりタイムをロス。ベストタイムは1分22秒840に留まった。

 セッション終盤は各車1度使ったソフトタイヤで連続周回を行ない、目立ったタイム更新がないままチェッカーが振られた。終わってみればフェラーリがワンツーとなり、3番手、4番手にはジョージ・ラッセル、ルイス・ハミルトンのメルセデス勢が続き、フェルスタッペンは5番手。角田はアルピーヌの2台を挟んで8番手で、ベストタイムは1分23秒260だった。