スーパーGT第6戦SUGOの予選が行なわれ、GT500クラスでは19号車WedsSport ADVAN GR Supraがポールポジションを獲得。セッション後の記者会見に登場したふたりは、次のように語った。

■19号車WedsSport ADVAN GR Supra
阪口晴南

「(6月のタイヤ)テストでも上手くいって僕たちはSUGOに自信があったので、ここで獲るという気持ちは強かったです」

「専有走行では思ったほど上手くいかなくて、なんでだろうとセッティングなど色々見直して、予選に挑みました。また難しいコンディションになりましたが、国本(雄資)さんがQ1しっかり突破してくれて、バトンをつないでくれたので、一発良いところを見せたいなと思って集中して臨みましたし、Q1終わった後の微調整がバッチリはまっていたので、それもアタックの手助けになったかなと思っています」

「セクター1〜3とすごく上手くいっていたんですけど、セクター4でちょっと残念な……トラフィックというか何というか、引っかかってしまって自分のベストタイムを出し切れた訳ではないんです。あの瞬間は確かに、怒りも込み上げてきましたが、それでもポールポジションが取れて本当に良かったです。あのセクター4を補うくらい、セクター1〜3でのクルマとタイヤのパフォーマンスが非常に高かったので、本当にそれに助けられたポールポジションだったかなと思っています」

「(—64号車との一件について)砂煙が出ていて、前方のクルマが軽く飛び出しちゃったのかなっていうのは分かっていたんです。ただ、僕がSP立ち上がった時に最終コーナー差し掛かる手前のところで前方のクルマが明らかにスロー走行になっていて、速度差があったので、譲ってくれると思って最終コーナーのターンインで内側に切り込みました。ただラインを閉められて譲ってくれなかったので、今度は外側に行ったんですけど、外側は抜ききれるような間隔ではなかったので、結局は真後ろについたまま最終コーナーを立ち上がることになってしまいました」

「(—それがなければどれくらいのタイムになっていた?)ちょっと計算するのが楽しみですけど、タイムをタラレバで言うと、体感0.3秒くらい……もうちょっと失っているかもしれないですね。あとでエンジニアさんに見てもらって、何かで報告できればと思います」

「(—かなりアクセルを戻していたということ?)そうですね、かなり戻していると思いますが、あとで見てみます」

「(—決勝レースに向けて)その前に僕としては、K-tunes Racingと一緒にポール取れたということが感慨深くて、昨日もちょうど4人でちょっとお喋りしたところだったので、すごく感慨深い一日になったと思っています※」

「その分、今年の悔しさも含めて明日に向けて気合いが入っていますし、いくつかのサーキットよりかはSUGOはポール有利だと思うので、有利なところから逃げ切りたいと思います。(決勝レースでは)色々起きると思います……なので、そこで少しもミスせずに走りきりたいと思っています」

国本雄資

「ビックリしました」

「セクター4で引っかかってしまうという状況だったので、映像が映った時は『もうダメだな……』って思っていました」

「でも、(阪口が)帰ってきたら意外にも1分09秒6と速くて、しかもポールだったのですごいなと思いました。晴南君が本当に良い仕事をしてくれて、すごく嬉しいです」

「僕のQ1も朝の専有走行でニュータイヤ履いたんですけど、その時も引っかかってしまって、ちゃんとアタックできなかったんです……あれも64号車でしたね(笑)」

「アタックできず不安なまま予選を迎えたんですけど、予選に向けてクルマを変えていったことと、選択したタイヤとが上手くマッチしてくれて、何とかQ1突破できました。その後もポールが取れたので、今日のところはすごく満足できる一日になったなと思います」

「(—決勝レースに向けて)やるだけやろうかなと思います。どうなるか分からないですけど」

「特にSUGOは抜きづらいサーキットだと思うので、とにかく必死に、全ラップ集中して走って優勝できるように頑張りたいです」

※予選後の車検により、96号車が2022 SGTスポーティングレギュレーション第23条3「サクセスウェイト重量違反」の為不合格。後にタイム抹消となった。