F1最終戦アブダビGPの翌週11月22日(火)に行なわれるタイヤテストで、フェルナンド・アロンソはアストンマーチンのマシンを初ドライブする予定だ。

 このテストでは、1チームにつき2台のマシンが使用される予定だ。レースドライバーは1台のマシンで2023年のピレリタイヤを使用し、ルーキーがもう1台のマシンで走行する。

 翌年チームを移籍するドライバーは、前所属チームからの離脱を条件に新チームでの初走行を経験することも多いこのテスト。その際は、スポンサーロゴの入っていないレーシングスーツ着用が条件とされることが多い。

 アルファタウリのフランツ・トスト代表は、メキシコシティGPの際、来季の正ドライバーであるニック・デ・フリーズがアルファタウリでドライブすることを明らかにしている。アルファタウリからアルピーヌに移籍するピエール・ガスリーも、このテストでドライブすることが予想されている。

 しかし、スムーズに移籍が成立しなかった場合、このテストでの走行に支障が生じるケースもある。オスカー・ピアストリはまだアルピーヌとの契約下にあり、マクラーレンからのテスト参加は許可されていないようだ。

 アルピーヌのオットマー・サフナウアー代表は、メキシコで「我々の法務チームが今、それを議論していると思う。私は知らない。来週にはもっと情報が増えるだろうから、ブラジルで聞いてみてくれ」と語った。

 アルピーヌからアストンマーチンに移籍するアロンソは、自らアルピーヌからテスト参加の許可を得なければならなかったようだ。

 交渉に役立つカードはあったかと訊くとアロンソは「僕はいつも自分の運命を握っているんだ!」とmotorsport.comに答えた。

 アブダビでのタイヤテストは、アロンソが半日、チームメイトとなるランス・ストロールが残りの半日を担当する予定だ。

 アロンソは2月のピレリタイヤテストでさらに走行距離を稼ぎ、新車発表と開幕戦の1週間前に行なわれるバーレーンでのプレシーズンテストに臨む予定だ。

 一方、アストンマーチンの育成ドライバーであるフェリペ・ドルゴビッチは、11月1日にシルバーストーン・サーキットで昨年のマシンであるAMR21でテストを行なう予定だ。

 今季のF2王者である彼がアブダビGPのFP1に参加するためには、F1マシンのテストで300kmを走破しなければならないため、ドルゴビッチにとっては重要な1日となる。

 もし何らかの理由で走行できなかった場合、チームはFP1を担当する他のドライバーを探さなければならず、その候補としてデ・フリーズが挙がっている。

 アブダビGPのFP1は、多くのチームがルーキーを起用する予定であり、レッドブルはマックス・フェルスタッペンに代わってリアム・ローソンが参加する見込みだ。