7度のF1チャンピオンであるルイス・ハミルトンはメルセデスとの2024年以降の契約延長を示唆しているが、それらの話し合いはオフシーズンを待つことになりそうだ。

 ハミルトンが現在結んでいる契約は2023年シーズンまでのモノとなっているが、まだ1勝も挙げられていない2022年シーズンを経ても、モチベーションは未だに高いことを彼は明かしている。

 アメリカGPでmotorsport.comを含むいくつかのメディアに対して「契約を延長するつもりだ」とハミルトンは言及し、「今後数ヵ月かけてそれについて話し合うつもりだ」と説明していた。

 メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、シートが”100%”ハミルトンのものであり、他のドライバーを探していないとも語っており、彼らの契約延長合意は近いようにも見えた。

 ただ、実際の契約延長に向けてはオフシーズン中の話し合いを待つことになりそうだ。ウルフ代表はまだ話し合いを初めていないことを明らかにし、冬を待ちたいと語った。

「我々はまだ話し合いをスタートさせていないんだ」と、ウルフ代表。

「シーズンをしっかりと終えたいと思っている。そして、それから前回のように静かな時間を持ちたいと思う。文字通り冬休みにはじまる2ヵ月間であり、まだ(話し合いを)行なっていない」

「もっとも、彼は今の我々にとって、単なるドライバー以上の存在だ。キャリアの終わりについて話しているわけではないが、メルセデスにとっての彼のアンバサダーとしての役割について話すことも重要だし、我々のスポンサーとの話も大事になる」

 ハミルトンは2007年にマクラーレンからデビューしたが、当時から一貫してメルセデスのエンジンを使用したマシンに乗り、メルセデス加入後には黄金時代を築き上げた。

 そうしたこれまでのキャリアもあり、ハミルトンは他メーカーへの移籍をするつもりはないと口にしている。

「僕の目標はメルセデスと共にあり続けることだ。13歳の頃からメルセデスと繋がりを持ってきたし、メルセデス・ベンツは僕の家族なんだ」

「彼らはどんな時でも僕に寄り添ってくれた。学校を退学になったときもそうだ。2020年まで色々なことがあったけど、メルセデスは僕に寄り添ってくれている。ミスを犯した時も、メディアに攻撃されたときもそうだ。僕らは共に浮き沈みを経験してきた」

「僕はこのブランドのことを本当に信じているし、この組織の人たちのことを信頼している。そして、彼らの最高のチームメイトになりたいと思っているんだ。僕らはこのブランドをより強く、より良くすることができると思う。僕は、その中で必要な人材になることが可能だと思う」