プラマックのホルヘ・マルティンは、MotoGP最終戦バレンシアGPの予選でポールポジションを獲得。これで今季5回目、3戦連続でのポールポジション獲得となった。

 マルティンは今季、予選で優れた速さを発揮しているが、ポールポジションを獲得したレースでの最高順位はオーストラリアGPの7位。リタイアも2度と、好結果に繋げられていない。それだけに母国スペインで獲得したポールポジションから、トップチェッカーを受けたいところだろう。

 予選後の記者会見で、マルティンは「バレンシアでポールポジションを獲得できたことは、とても特別なことだ」と述べた。

「今季の中でもっとも難しい予選のひとつだった。今朝は1周(のアタック)ではかなり調子が悪くて、どちらかというとレースペースの方が満足できていた。でも最終的には良いラップを刻むことができた」

 マルティンは予選で1分29秒621をマーク。2番手のマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)にすら0.205秒差をつけた。ただ彼は、もっとタイムを縮めることができたと確信している。

「僕は自分のタイムをもう一度縮めることができると思っていた。でも何度も怖い思いをして、タイムを更新することができなかったんだ」

 マレーシアGPと同様、マルティンはスタートシグナルが消えれば他車を引き離して単独で走行することも可能、あるいはそれを試みることができるだけのペースを持っている。一方でそのマレーシアで、マルティンはトップ快走中に転倒を喫している。

 それでもマーティンは自分に自信を持っており、自分は「失敗から学ぶ」ライダーだという。

「マレーシアでは不安でミスを犯してしまったが、明日は違う。レースでは勝つためにベストを尽くすけど、表彰台でシーズンを終えることができれば、それでいいとも思っている」

 とはいえ、それも簡単なことではないと彼は考えている。

「マルク(マルケス)、(ジャック)ミラー、(ヨハン)ザルコ、アレイシ(エスパルガロ)、ファビオ(クアルタラロ)、ペッコ(フランチェスコ・バニャイヤ)……多くのライダーが争う可能性がある」

「良いスタートを切りたいね。それがとても重要だ」

「アグレッシブなレースになるだろうけど、ペッコがクラッシュしないことを願うよ」と、クアルタラロとタイトルを争う、バニャイヤについて彼は付け加えた。

 またマルティンは、小椋藍とアウグスト・フェルナンデスによるMoto2クラスのタイトル争いについても言及。フェルナンデス有利としながらも、注目している様子だ。

「僕はアウグストに賭けるよ。でもその差はわずかだし、小椋は速い。面白いことになりそうだ」