F1の2022年シーズンのチャンピオンとなったレッドブルのマックス・フェルスタッペン。彼の走りとパフォーマンスを、チーム代表のクリスチャン・ホーナーはこれまで見てきた中で最も支配的だと称賛している。

 今シーズン、フェルスタッペンはライバルを突き放す圧倒的な強さを見せており、メキシコシティGPではこれまでの年間最多勝利数を更新する14勝目をマーク。残り2戦でどこまでこの記録が伸びるのか注目されている。

 そのフェルスタッペンのドライバーズタイトルに加え、コンストラクターも獲得して二冠を達成したレッドブル。チームを率いているホーナー代表に、今年の戦いがひとりのドライバーに最も支配されたシーズンとなっていると思うかと聞くと、代表は次のように答えた。

「ここ何年かはメルセデスによる支配となっていたが、あるドライバーということになれば、問に対する答えはイエスかもしれない。マックスは年間22戦の中で、最多勝利を挙げているんだ」

「その上、スプリントレースでは2勝しているし、勝利も全てがポールトゥウィンだったわけでもない。彼はこの勝利”達”のためには、レースで戦う必要があった」

「これまでの戦いを振り返ってみると、マックスは傑出した走りをしていたと思う。彼はミスを犯すこともなく、シーズンを通じてパーフェクトで来ている。その一貫性は信じられないほどだ」

 レッドブルは今年、2013年のセバスチャン・ベッテル在籍時以来となる二冠を達成。ただホーナー代表は、フェルスタッペンの好調ぶりを考えると、相応しい称賛が与えられていないと感じているようだ。

「ふたりはそれぞれ別のドライバーだが、どちらも驚異的な成功を収めたドライバーだ」と、ホーナー代表は言う。

「セバスチャンがそのキャリアで成し遂げてきた実績は、このスポーツにおける最も成功した素晴らしいドライバーのひとりに数えられるだけのものだ」

「ただ私は、今我々が目の当たりにしているマックスの姿は、とても特別なものだと思っている。実際、彼の功績は受けてしかるべきの称賛を受けてないことがあると思う。今年のパフォーマンスは、まさに傑出したものだ」

 またホーナーはベッテルやフェルスタッペンのようなドライバーが”輝ける”ようなマシンとパフォーマンスを生み出したチームも称賛に値すると話した。

「エンジニアリングオフィスや、ガレージやファクトリーなどで働く多くのスタッフが存在する。彼らはセバスチャンの時、そしてマックスと再びそれだけの仕事をしているんだ」

「我々チームのDNAは、“レースチーム”であることだと思う。我々はレーサーのチームであり、限界を押し広げている。アグレッシブにレースに取り組み、全力を尽くすという情熱に従っているんだ。我々はディートリッヒ(マテシッツ/故レッドブル共同創設者)の信念である、”ノーリスク・ノーファン(リスク無しで楽しみ無し)”に従っているんだ」