MotoGPのポストシーズンテストがリカルド・トルモ・サーキットで行なわれ、VR46のルカ・マリーニがトップタイムを記録した。2022年王者のフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)は12番手、LCRホンダの中上貴晶は19番手だった。

 MotoGPの2022年最終戦バレンシアGPから2日後、ライダーやチームがふたたびサーキットに集結し、8時間にわたるテスト走行が行なわれた。このテストでは、2023年シーズンに向けて、各チームが新しいエンジンやエアロパッケージなどを試した。

 ヤマハのファビオ・クアルタラロは新しいエンジンやシャシー、空力パーツをテスト。またレプソル・ホンダのマルク・マルケスは、2022年仕様のマシンの他、2台の2023年仕様のプロトタイプマシンも走らせた。

 ドゥカティもアップデート版のエンジンなど、様々な新アイテムを試した。しかし残り2時間というところで、来季からドゥカティのファクトリーチーム入りするエネア・バスティアニーニがクラッシュするシーンもあった。

 結局この日最速だったのはVR46のルカ・マリーニで、タイムは1分30秒032だった。アプリリアのマーベリック・ビニャーレスが0.225秒差で2番手。もう1台のVR46のマシンを駆り、この日序盤にマシントラブルに見舞われたマルコ・ベッツェッキが3番手となった。

 ヤマハのファビオ・クアルタラロはこの日最多の92周を走行して9番手。マルケスは50周の走行にとどまり、13番手だった。中上貴晶は19番手だった。

 小椋藍を下して今季のMoto2王者に輝いたアウグスト・フェルナンデスは、来季GASGAS からMotoGP最高峰クラスに昇格するが、この日のテストに早速参加。22番手タイムを記録した。