フェラーリのカルロス・サインツJr.は、今季6基目となるICE(エンジン)を使用することになったため、F1第21戦サンパウロGPの決勝で5グリッド降格ペナルティを受けることになる。

 FIAはサンパウロGPのFP1開始後、サインツJr.車に新しいICEが搭載されることを発表した。今季、パワーユニットの信頼性に問題を抱えているフェラーリ。サインツJr.はすでにMGU-Kが6基目に達していたため、今回のICE交換は5グリッド降格で済むことになる。

 サンパウロGPはスプリントレースが実施される週末だが、このグリッド降格が適用されるのは決勝レース。サインツJr.はスプリントレースでフィニッシュした位置から5グリッド後方からのスタートとなる。

 現在、サンパウロGPでパワーユニットを交換したことが確認されているのはサインツJr.のみ。また彼は、アルファロメオのバルテリ・ボッタス、周冠宇と同様に新しいエキゾーストシステムを搭載するが、この3人はエキゾーストのシーズン制限を超えていないため、ペナルティの対象とはならない。

 フェラーリは、7月の第11戦オーストリアGPでシャルル・ルクレールが勝利したのを最後に、9レース連続でレッドブルに勝利を許している。レッドブルを止める上で、サインツJr.のペナルティは痛手となるだろう。