レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1サンパウロGPの予選を2番手で終え、ひとつのミスがポールポジションを逃す結果につながったと振り返った。

 不安定な天候により、大波乱の展開となった今回の予選。特に予選Q3は今にも雨が本格的に降り出しそうな空模様の中でスタートし、ほとんどのドライバーたちはちょい濡れの路面をソフトタイヤで攻めることを求められた。

 結果的に各車が最初のアタックを終えた後に、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がグラベルにハマり、セッションは赤旗中断。その間に雨が強まったことで、実質的に予選はそこで決着となった。

 真っ先にコースインしたケビン・マグヌッセン(ハース)がアタックをまとめ上げたことで、キャリア初ポールポジションを獲得。フェルスタッペンは0.203秒届かず2番手で予選を終えた。

「雨が降ってくる可能性があるのは分かっていたから、あの1ラップしかないことは分かっていた」

 そうフェルスタッペンは予選を振り返った。

「4台目か5台目(のコースイン)だったと思うんだけど、ターン8でロックアップしてしまったんだ。それで今日のポールポジションを逃したんだ」

 フェラーリのシャルル・ルクレールはQ3でインターミディエイトタイヤを履いてコースインしたことで、タイムを出す機会を失い10番手に沈んだ他、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が8番手、セルジオ・ペレス(レッドブル)が9番手だったことを踏まえると、実力通りに結果を出すのが難しい予選だったと言えるだろう。

 フェルスタッペンは難しい予選だったとこぼしつつも、落ち着いて結果を出すことができたと話した。

「ライバル(の結果)と比べると、いい感じだ。今回のようなコンディションだとどんなことでも起きうるんだ。僕たちは上位にいる。それが一番大事なことなんだ」

「難しい予選だった。自分がどこまでプッシュできるか、その限界を見つけなくてはいけないんだ。でも、大きなミスをしてドロップアウトするのは避けたい。だから、Q1からQ2まではとにかく落ち着いていたんだ」

「Q3はもっと運の要素が多かったけど、それでもフロントロウを獲得することができたんだ」

 今回のサンパウロGPは、スプリントレースが実施されるフォーマット。フェルスタッペンはスプリントに否定的な姿勢だが、アプローチを変えずに臨むと語った。

「僕はいつも楽しもうとしているけど、アプローチはいつも同じであるべきだと思う。でも、明日の(スプリント)レースでどれだけ競争力を発揮できるか、そして天候も見ものだ」

「何が起こるのか、まったく分からない。でも、それがインテルラゴスをいつもみんなにとって特別なものにしているんだ」