F1の2022年シーズンが終了し、アルピーヌはコンストラクターズランキングで4位を獲得。CEOのローラン・ロッシはチームの戦いぶりについてまずまずの評価を与えている。

 アルピーヌは今シーズン、マクラーレンとのコンストラクターズ争いを展開。最終的にはライバルを14ポイント上回り、レッドブル、フェラーリ、メルセデスに次ぐ4番手の位置でシーズンを終えた。

 彼らにとっては2018年以来のベストリザルトとなったわけだが、シーズン開幕前の段階では、アルピーヌは目立ったパフォーマンスは見せていなかったこともあり、上手く状況を好転させたと言えるだろう。

 ロッシCEOとしても、チームがテストで”混乱”している状況からシーズンを通じて持ち直して4位を獲得したことは評価できると考えているようだ。

「我々は今シーズンを悪い状態でスタートさせた……つまり、バルセロナテストでは混乱していたと言って良い」

 CEOはそう語る。

「考えとしては、できる限り遅くまで開発を行なうというものだった。マシンは新世代となっていたし、そこからグリッドを登って行こうとしていたんだ」

「誰一人として、我々が8番手から上にいる姿は見ていなかった。思い返すと、マクラーレンが非常に速いマシンを手にしていた」

「だから、我々が追いつくことができ、そして上手く彼らを追い抜いてこの位置にこれたことを、非常に嬉しく思っている」

 アルピーヌは今シーズン、表彰台こそ獲得できなかったがエステバン・オコンとフェルナンド・アロンソはそれぞれランキング8位と9位を確保。ロッシのもと、オットマー・サフナウアーが新代表に就任した新体制としては、成功した年となっただろう。

 ロッシCEOは今シーズンからの新しいチーム構造は、年間を通じた積極的なアップデートのアプローチを意図しており、それが4位獲得に貢献したと語った。

「シーズン序盤、目標は新しい構造を導入することにあり、我々はそれを実行に移していた」

「その構造では、シーズンを通じてアップデートをもたらし、より競争力を高めることを目指していた。我々はそれを実施し、最終的により良いポジションにたどり着いたんだ」

「それ(4位フィニッシュ)は財政的にだけではなく、チームの勢いにとっても重要なことなんだ。私達はトップチームに追いつくため毎年できる限り進歩を進めて行くつもりだと話してきた。最初の一歩を踏み外さないことが大事なんだ」