Netflixは大人気のF1ドキュメンタリー『Drive to Survive』シーズン5のティザー動画を公開。F1の2023年シーズン開幕戦バーレーンGPの1週間前である2月24日に配信されることが明らかになった。

 最新シーズンでは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が2年連続でドライバーズチャンピオンを獲得した2022年のF1シーズンを振り返る。

 新予告編では、F1 CEOのステファノ・ドメニカリが、施行されたルール変更について語る様子が映し出されており、彼は次のように語っている。

「ドライバーはファイターだ。コロッセオの中にいるように戦うことをきっと気に入るだろう」

 フェルスタッペンも予告編に登場。シーズン4では、”偽りのライバル関係”を演出していると不満を持った彼は同シリーズのインタビューを拒否していたが、プロデューサーと「よく話し合い」、自分の描写についてより大きな発言権を得ようとした結果、譲歩したようだ。

 アカデミー賞を受賞したドキュメンタリー『セナ』を制作したジェームズ・ゲイ=リースは、ポール・マーティンと共に引き続きエグゼクティブ・プロデューサーを務めている。

 また、2024年にリリースが予定されるシーズン6の制作もすでに決定。2023年シーズンを通じて撮影が行なわれる。

『Drive to Survive』は、特にアメリカで絶大な人気を誇り、アメリカでのF1人気を牽引している。

 ドライバーやチーム関係者は『Drive to Survive』がF1にもたらした新しいファンの流入をポジティブに捉える一方で、同シリーズでの彼らの描写に懸念を示す者もいる。

 ドメニカリは過剰な演出が行なわれないよう、ドライバーたちが『Drive to Survive』に参加し続けられるよう話し合いを行なう予定だと語った。