F1・ザ・ルーツ:中団で存在感放つアルピーヌ。前身チームはセナ、シューマッハーらレジェンドを輩出
アルピーヌF1チームの源流をたどっていくと、1981年のトールマンまで遡る。
1981年のサンマリノGPから参戦を開始したトールマンは、参戦当初こそ予選通過もままならないようなチームだったが、1983年にはデレック・ワーウィックが4戦連続入賞を果たすなど着実に戦闘力を上げていた。そして翌1984年には、アイルトン・セナがデビューを果たすことになる。
セナはデビュー直後から入賞を記録し、特に豪雨のモナコで優勝目前まで迫っての2位は今も語り草となっている。最終的に3度の表彰台を記録したセナは翌年からロータスに移籍した。