岡山国際サーキットで行なわれているスーパーGTの公式テスト。初日午後のセッション2は16号車ARTA MUGEN NSX-GTがトップで、タイムは1分18秒421だった。

 今週末は3月上旬とは思えない陽気な気候となった岡山。初日午前の段階から気温は20℃に迫ろうとしていたが、14時からの午後セッションは気温23℃まで到達。路面温度も30℃を優に超えるというコンディションとなった。

 そういった要因もあり、午後の各車のタイムは伸びず。100分間の走行の後、10分間の専有走行が行なわれ、各車はセッションベストタイムを更新していったが、午前中の最速タイム1分17秒827に届く者は現れなかった。

 午後にトップとなったのは、前述の1分17秒827を午前にマークした16号車ARTA MUGEN NSX-GT。午後のタイムは1分18秒421だった。2番手には僚友の8号車ARTA MUGEN NSX-GTが入り、今季から2台体制となったARTAがワンツーで午後を締めくくった。

 日産Zの最上位は3号車Niterra MOTUL Z。一方トヨタGRスープラの最上位は39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supraの8番手であり、午前に続いてその多くが下位に沈むという結果となった。

 GT300クラスのトップタイムは、244号車HACHI-ICHI GR Supra GTの1分26秒119。こちらも午前のセッションで88号車JLOC Lamborghini GT3が記録した1分25秒400を上回ることはなかった。