岡山国際サーキットでは3月11日からの2日間、スーパーGT公式テストが実施された。その締め括りとなる2日目午後のセッションでは、3号車Niterra MOTUL Zがトップタイムを記録した。

 2日間に渡るテストもこれで最後のセッション。午後のセッションは気温19℃、路面温度は30℃オーバーというコンディションでスタートしたが、路面温度はセッション終盤には28℃まで低下した。

 このセッションでは各チームがレースシミュレーションに重きを置き、GT500クラスはその大半がレースディスタンスに迫る70周強を走破した。そのためセッション後半のベストタイム更新はほとんどなかった。

 トップタイムは3号車Niterra MOTUL Z。73周を走行した3号車が2周目に記録した1分19秒079がこのセッションの最速となった。2番手は100号車STANLEY NSX-GT、3番手は38号車ZENT CERUMO GR Supraと、3メーカーの車両がトップ3に揃った。なおテスト総合のトップタイムは初日午前に16号車ARTA MUGEN NSX-GTが記録した1分17秒827だった。

 GT300クラスは96号車K-tunes RC F GT3が1分26秒585でトップ、2番手は88号車JLOC Lamborghini GT3、3番手は20号車シェイドレーシング GR86 GTだった。