ポノス株式会社は、「PONOS RACING」を発足。『にゃんこ大戦争』などのゲーム事業を手がけているポノスはスーパーGT、スーパーフォーミュラなどへのスポンサードも展開してきたが、モーターレーシング事業を開始し、若手ドライバーの育成やレース業界の発展に貢献していくという。

 ポノスの代表取締役社長を務める辻子依旦はPONOS RACING発足について、次のように想いを語った。

「私は子供の頃からモータースポーツを愛しており、レーシングチームに大きな憧れを抱いておりました」

「『PONOS』の考えるビジョン『ゲームで世界中のお客様を笑顔にすること、エンターテインメントの可能性を追求していくこと』ですが、レースでも同じく沢山のお客様を笑顔にするエンターテインメントの可能性を秘めていると考えております」

「今後は若手ドライバーの育成や、レース業界の発展にPONOS RACINGを通じて貢献して参りたいと思います」

 PONOS RACINGとしては、FIA F4選手権に大宮賢人を参戦させている他、フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップにも辻子と大木一輝が参戦している。

 辻子は様々なレースに参戦し、GTワールドチャレンジ・アジアなどでも優勝経験があるドライバーであり、今年100周年を迎えるル・マン24時間レース(6月10〜11日決勝)にも日本人ドライバーのトリオで参戦する。

 辻子と組むのは、ケイ・コッツォリーノと横溝直輝。マシンはフェラーリ488 GTEであり、日本のファンにもお馴染みとなったポノスカラーのマシンが、ル・マンを走ることになる。