アルファタウリの角田裕毅は、F1イタリアGPの予選を11番手で終えた。しかしもっとうまくドライブすることができれば、Q3に進出することができたはずだと語り、悔しがった。

 角田はハードタイヤの使用義務があるQ1を4番手で通過。好結果が期待された。しかしミディアムタイヤ限定となったQ2では11番手。ランド・ノリス(マクラーレン)に僅か0.013秒及ばず、ここで敗退となった。

「Q3に行けるだけのペースはあったのに、それをまとめ上げることができませんでした。それは僕のせいです」

 角田は予選後記者団に対してそう語った。

「もっと良いラップができたかもしれません。チームは良い仕事をしてくれて、昨日から大きく前進することができました。予選でのコース上のポジションもよかったです。自分自身に苛立っています」

 角田はターン8〜10……つまりアスカリシケインをもっと速く走れたはずだと語る。

「ターン8〜10が(遅かった)原因だと思います。そこで少しタイムを失ってしまいました」

「ターン5はうまく走れたと思いますけど、僕はもっと良い仕事ができたはずです」

「マシンの感触は、特に昨日はとても苦労していました。ひと晩で多くの変更を加え、FP3からはずっと良くなったと感じました」

「少し不安定な週末にはなっていますが、それを除けば僕らには良いペースがあったと思います」

「先週も、ドライでは同じような感じでした。ですから、楽観的に感じられています」

「トラフィックも大丈夫でした。チームは僕をかなり良いポジションに送り出してくれたんです。かなり良いポジションでした」