サインツJr.、イタリアGPレース後に強盗に遭遇! ホテルの外で高級時計奪われるも、自ら追跡し犯人確保
サインツJr.は、マンゾーニ通りのアルマーニ・ホテルを出る際、リシャール・ミルの時計(ドイツのテニスプレーヤーにちなんで名付けられたアレクサンダー・ズベレフ・モデル、約4300万円相当)を盗まれてしまったという。
ホテルの外でしばらく待っていたと思われる3人組がサインツJr.と遭遇し、彼の腕時計を盗んだが、サインツJr.は専属トレーナーと共に犯人を追跡。現場に居合わせた人たちも、それに加わったという。
サインツJr.と彼のアシスタントは、車と徒歩による追跡の末、3人の強盗のうち1人を止めることに成功。犯人の2人目は、サインツJr.のマネージャーによってスピガ通りで、3人目も程なくサインツJr.の別のスタッフの助けで確保できたという。
その後、警察官が現場に到着。18歳から20歳の強盗犯の身柄を拘束した。サインツJr.はフェラーリのチームスポンサーであるリシャール・ミルの腕時計を取り戻し、ホテルに戻った。
昨年も、サインツJr.のチームメイトであるシャルル・ルクレールも強盗被害にあっており、それもイタリアでの出来事だった。
エミリア・ロマーニャGPまで1週間というタイミングで、友人やトレーナーのアンドレア・フェラーリと共にトスカーナのヴィアレッジョに訪れたルクレールは、写真を撮るために立ち止まった際、左手首から今回のサインツJr.と同程度の価値を持つリシャール・ミルの時計が奪われたのだ。
また2021年にはマクラーレンのランド・ノリスがウェンブリー・スタジアムで行なわれたユーロ2020決勝を観戦した際、手首から同じくリシャール・ミル製のプロトタイプが奪われている。