世界中のレースに参戦しているアンドレッティ・オートスポートが、2024年からアンドレッティ・グローバルに改名することが発表された。

 CARTで活躍し、F1にも参戦したマイケル・アンドレッティと金融サービス会社グループ1001のCEO兼社長であるダン・トウリスが所有する、アンドレッティ・オートスポートは現在、8つのモータースポーツプラットフォームで活動し、6大陸でレースを行なっている。さらにはゼネラル・モーターズと組んで将来的にF1への参戦を目指している。

 アンドレッティ・グローバルという新しい名称へのリブランディングについて、チームは”組織のあらゆる側面を単一のアイデンティティのもとに統合し、すでに確立されたチームのレガシーとより密接に連携させる”と述べている。

 これまでアンドレッティ・オートスポートが使用していた盾のロゴは、アンドレッティ・グローバルの新しいロゴに変更される。

「アンドレッティ・オートスポートが長年にわたって成し遂げてきたこと、そして多くの特別な瞬間に彩られた思い出を誇りに思う」とマイケル・アンドレッティは語った。

「我々の過去を誇りに思うのと同様に、我々の未来にも興奮している」

「我々が拡大を続け、世界的なレース組織を構築していく中でファン、チーム、パートナーの文化に根付くことが我々の目標だ」

「今回のリブランドは、チームの旅路における大きなマイルストーンだが、まだ始まったばかりだ」

「我々は成功を収めようと決意している。アンドレッティ・グローバルには何か大きなことが待ち受けていると確信している」

 トウリスは次のように付け加えている。

「アンドレッティとモータースポーツは同義語であり、私はアンドレッティの名前が持つ世界中のファンベースとリーチ力に感銘を受け、興奮している」

「マイケルや彼のチームとともに、その名と遺産を、我々の野心と価値観を反映したより強力なブランドへと築き上げることができることを誇りに思う」

「我々は卓越性を追求し、我々の仕事が世界中のファンやパートナーのためになると信じている」

 アンドレッティ・グローバルとしては、1月13日にメキシコシティで開幕するフォーミュラEが、改名後初の世界選手権レースとなるだろう。