【MotoGP】初開催インド、栄えある最初のトップタイムはベッツェッキ! マルケス確変?……2番手につける|MotoGPインドFP1
MotoGP初開催のインドGPは、かつてF1も開催されたブッダ・インターナショナル・サーキットを舞台に行なわれている。なお初開催ということもあり、フリー走行1回目は70分間と普段よりも時間が延長されている。
開始からまもない頃、第11戦カタルニアGPでの転倒によって負傷したエネア・バスティアニーニの代役として参戦しているミケーレ・ピッロ(ドゥカティ)がターン5で転倒。インドGPのMotoGPクラス転倒第1号となってしまった。
初開催のコースらしく、セッション中はコースオフするライダーが数多く見られ、特にターン1でのコースオフが多数発生していた。なお各車のタイムは1分47秒台が続き、探り探りの走行となっていた。
走行を重ねたライダー達は、徐々にペースを上げていきタイムも序盤に比べると2秒近く短縮される状況に。終盤のアタックの結果、ベッツェッキが記録した1分45秒990がFP1のトップタイムとなった。2番手はマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)、3番手はブラッド・ビンダー(KTM)だ。
なおセッション開始から30分が経過した頃に、中上貴晶(LCRホンダ)がターン1でクラッシュ。マシンを大きく破損させてしまった。その他にもポル・エスパルガロ(GASGAS)が2度転倒を喫している。
またヤマハのファビオ・クアルタラロは前半35分間で2度もマシントラブルが発生してしまうなど不運に苛まれ、走行時間を大幅にロス。初開催のインドGPで順調なスタートを切ることができなかった。