MotoGP第13戦インドGPが9月22日(金)に開幕。中上貴晶(LCRホンダ)は午後のプラクティスで21番手タイムと後方に沈んでしまった。

 インドGPでMotoGPが行なわれるのは今回が初めて。そのため午前の走行からライダー達はコースの攻略に向けて積極的な走行を重ねていた。

 中上はFP1で1度転倒を喫しつつ12番手タイムを記録。午後のプラクティスでも再び転倒を経験しており、インドGP攻略は一筋縄ではいかない様子だった。

 最終的に中上はプラクティスを21番手タイムで終了。2日目の予選はQ1からのスタートとなったが、タイムの短縮に向けてアイデアがあると語った。

■LCR Honda IDEMITSU 中上貴晶

「今朝はフィーリングがとてもよく、新しいコースにうまく適応することができました。体力的にはかなり厳しいサーキットですが、レイアウトはすばらしいと感じました。最初の転倒はいきなりフロントのグリップを失い、少し怖かったです。2回目の転倒は、データによると、スピードが速すぎたようです。今日は2度も転倒してしまい、マシンを素早く修復してくれたチームには本当に感謝しています。21番手という残念な結果ですが、明日はタイム短縮に向けてのアイデアもあるので前進したいです」