ブッダ・インターナショナル・サーキットで開催されたMotoGPインドGPで、LCRホンダの中上貴晶は11位でフィニッシュした。

 初開催のインドGPは、過酷なコンディションが考慮されたことで、決勝レースが3周減らされて21周で実施されることになった。中上は13番手からのスタート。レース中はトップ10を争う場面を見せたが、最終的に11位でフィニッシュを果たした。

 彼としても厳しいコンディションだったようだが、決勝ではしっかりと仕事ができ、次の母国戦日本GPにもつながるレースだったと振り返った。

■LCR Honda IDEMITSU 中上貴晶

「今日のコンディションはトリッキーでした。レース終盤は気温も上がり、マシンの熱も加わり、呼吸が苦しいほどでした。金曜日は2度の転倒を喫しましたが、今日はマシンのフィーリングもよく、しっかりと仕事ができました。来週の日本GPにつながるレースができたと思います」