アルファタウリの角田裕毅は、F1サンパウロGPの予選で16番手。ここ最近の勢いを繋げることができず、Q1敗退となった。この結果について角田は、マシンのパフォーマンスを最大限に発揮できなかったと語った。

 アメリカGPでは角田が8位+ファステストラップ、メキシコシティGPではダニエル・リカルドが7位入賞を果たし、好パフォーマンスが続いているアルファタウリ。今回のサンパウロGPも、コース特性を考えれば大いに期待できると、チームは自信を持ってインテルラゴス・サーキットに乗り込んだ。

 しかし角田は予選Q1で16番手。Q1首位のジョージ・ラッセル(メルセデス)からは0.497秒差、15番手ピエール・ガスリー(アルピーヌ)からは0.044秒差と実に僅差ながら、Q2進出を逃す結果になった。

「今日は自分たちが持っているパッケージから、最大限を引き出すことができなかったと思います」

 角田はそう語った。

「最終のアタックでは、クリーンエアで走れませんでした。そのことで、ラップタイムに影響を与えることになったんです」

「今日の僕らはペースが上がっていないので、何が起きていたのか振り返り、どう改善することができるか考える必要があります」

 サンパウロGPはスプリントレースを行なうフォーマットであるため、予選に出走した後はもうセッティングの変更をすることはできない。そんな中でも最大限の結果を残せるよう、最善を尽くすと角田は語った。

「もうクルマのセットアップを大幅に変えることはできないので、簡単な週末にはならないと思います。だから土曜日と日曜日には、このクルマから最大限のパフォーマンスを引き出すことが重要です」

「順位をできる限り上げるために、最善を尽くします」

 なおチーフ・レースエンジニアのジョナサン・エドルズは、メキシコほどの競争力はないことは分かっていたものの、もっと良い結果を期待していたと語った。

「今日はQ2に進むだけの十分なペースがなかった。しかしその差が0.1秒以内だったことを考えると、フラストレーションが溜まる」

 そうエドルズは予選を振り返る。

「メキシコほど競争力はないことは分かっていたが、今日達成した以上のモノを期待していた。データを調べて何が起きたのかを理解し、明日のスプリントシュートアウトに向けて改善するため、パルクフェルメの範囲内でマシンに変更を加えるつもりだ」