来る2024年シーズンに向けて、スーパーGTのGT500クラスに参戦するホンダ、トヨタ、日産の各メーカーは2024年仕様車両の開発テストを実施している。2023年の最終戦が終わったばかりの火曜、水曜には早速スポーツランドSUGOでテストが実施される。

 このテストでは各メーカーが1台ずつテスト車両を持ち込む予定。ホンダはシビック タイプR-GTにダンロップタイヤを、トヨタはGRスープラにヨコハマタイヤを履かせるようだが、日産はKONDO RACINGが参加し、NISMOのテストチームと共にヨコハマタイヤを履いたZ GT500を走らせる。

 日産は7月のテストでIMPULのオペレーションの下、ブリヂストンタイヤで新型車両のテストを実施。しかし9月のもてぎテストではミシュランを履き、NISMOの23号車のドライバーがテストを担当。そして今回のSUGOテストではヨコハマタイヤを使うという形だ。これは松村基宏総監督によると当初からの計画ということで、日産陣営が契約する全てのタイヤメーカーでテストをすることも、開発の一環だったようだ。

 今季限りでミシュランがGT500活動休止したことに伴う、NISMOとNDDP RACINGの次期タイヤメーカーに関しては、以前からブリヂストンになるのではないかという見方が有力だが、これに関する発表は来年初頭まではなさそうだ。

 また、現在日産からフォーミュラEを戦うサッシャ・フェネストラズが、毎年12月に富士で開催されている日産GT500のテストでZ GT500を走らせることになりそうだ。

 このテストはGT500のドライバーを選定するオーディション形式のテストとして毎年実施されているものだが、フェネストラズは来季もフォーミュラEに参戦することが決まっているため、スーパーGTとの両立は難しいと見られている。

 なお、フェネストラズの他に誰がこのテストに参加するのかは明らかとなっていない。ただGT300クラスで日産GT-Rを駆る名取鉄平や大草りきは候補と言えそうだが、大草に関してはホンダ陣営に移籍するのではないかという噂も囁かれており、不透明な部分も多いのが現状だ。