F1サンパウロGPの決勝レースで、アルピーヌのピエール・ガスリーは7位入賞を果たした。この結果にガスリーは、大いに満足していると語った。

 ガスリーは15番グリッドから決勝レースをスタート。スタート直後に起きた混乱に乗じて12番手までポジションを上げると、赤旗中断からの再スタート後は、チームメイトのエステバン・オコンを抜きにいった角田裕毅(アルファタウリ)の一瞬の隙を見逃さずにオーバーテイク。その後はオコンを抜き、さらにはメルセデスの2台も抜いて、7位を手にした。

 オコンは苦しみ、周回遅れになりながらも10位でフィニッシュ。アルピーヌとしては日本GP以来のダブル入賞となった。

「今年最高の1日だったと思う。2回とも、とても力強いスタートが切れたからね」

 ガスリーはレース後にそう語った。

「どちらの場合も、他のマシンを抜くことができた。特に2回目のスタートでは、サインツ(カルロス・サインツJr./フェラーリ)の真後ろまで近づくことができ、レース中もほぼずっと前を行くサインツやアストンマーチン、そしてメルセデスについていくことができたんだ」

「僕らは2ストップをうまく機能させた。タイヤマネジメントとピットストップをうまくやって、コース上でジョージ(ラッセル)とルイス(ハミルトン)を抜いた。レース中ずっと、カルロスから10秒遅れくらいの場所を走れていたんだ。それはとても嬉しいことだね」

「今回は初日から苦戦していた。それを考えれば、最高のパフォーマンスのひとつだったと思う」

 ガスリーは実質的な第1スティント、そして第2スティントでは、比較的大きいデグラデーションに悩まされていた。しかし前日のスプリントで学んだことを活かし、うまくマネジメントすることができたという。

「昨日(スプリント)は、うまく機能させることができなかった。タイヤが熱くなってしまった……温度と格闘しなければいけなかったんだ」

 そうガスリーは言う。

「今日はなんとか良い車両に乗ることができた。そして昨日は、タイヤマネジメントという点でいくつかの良い学びを得ることができた」

「そして最終スティントで使うために、新しいソフトタイヤを温存していた。これは間違いなく正しい戦略だったと思うし、とても強力なレースができたと思う」