ハースF1チームは、F1アメリカGPでライバルたちがトラックリミット違反を犯したにも関わらず、ペナルティを受けなかったとして再審請求を行なった。それについてのヒアリングが11月8日に予定されていたが、スチュワードが提出された書類を独自に検討するため、これが一時延期された。

 この再審請求では、特にセルジオ・ペレス(レッドブル)や、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンとローガン・サージェント、ランス・ストロール(アストンマーチン)といった数人のドライバーが、アメリカGPの期間中サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)のターン6でトラックリミットを超えて走行していたと考えられている。

 オンボード映像などを確認したハースは、ギュンター・シュタイナー代表曰く「ライバルの違反を証明する明確な証拠」を提出し、再審請求を行なった。

 FIAは、11月8日(水)にハースの審査請求に対するヒアリングをオンラインで行なうことを決定。レッドブルやアストンマーチン、ウイリアムズも関連する利害関係者として召喚された。

 しかし、このヒアリングはスチュワードが提出された証拠を独自に検討するために中断。ヒアリングは9日(木)15時(中央ヨーロッパ時間)に再開され、第1部に出席したすべての関係者が参加するという。

 ヒアリングが再開された後、「裁定の時点で入手できなかった重要で関連性のある新たな要素」が発見されたかどうかの決定が行なわれる。

 ヒアリングの継続は、その決定次第となる。もし新証拠が認められ、遡及的にペナルティが出された場合はF1アメリカGPの結果が変動することになるだろう。

 一方で、新証拠が認められなかった場合は再審請求は却下されることになる。