MotoGP第18戦マレーシアGPのフリー走行1回目が行なわれた。最速タイムを記録したのはプラマックのホルヘ・マルティンだった。

 セパン・インターナショナル・サーキットは今週末の天候が読みづらい予報となっているが、FP1では天候が保たれた。またマレーシアGPはアレックス・リンス(LCRホンダ)が引き続き欠場し、イケル・レクオナが代役として参加している。

 セッション序盤はアレックス・マルケス(グレシーニ)が2分0秒台でリードし、さらにヤマハのファビオ・クアルタラロが3番手につけた。なおタイトル争いで注目されるホルヘ・マルティンも彼らに続くタイムを記録しており、好調な立ち上がりを見せた。

 一方でフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)は序盤20分を終えた段階では2分1秒663で20番手タイムと後方。このセッションは予選Q1とQ2の振り分けには関係ないものの、立ち上がりの悪さは彼の気になる点だろう。

 残り17分、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が最終コーナーで転倒すると、マシンから出火してしまうアクシデントが発生。ただすぐに消火され、ライダーもマシンから離れていたため、大事にはならなかった。

 一時は22番手タイムに燻っていたバニャイヤは、セッション後半になると自己ベストを更新し、2分0秒台をマークしトップ10圏内に浮上した。

 FP1が残り10分と終盤に入ると、少しずつライダーがプッシュし始めた。そしてモルビデリの記録した2分0秒055が暫定トップになり、さらにチームメイトのファビオ・クアルタラロが2分0秒134でそれに続き、ヤマハ勢のワンツーという久しく見られていなかった状況が作られた。

 ただ残り3分でマルティンが1分59秒513をマークし、トップタイムを更新したことで、ヤマハのワンツーは崩れた。

 他のライダー達もアタックに入り自己ベストを更新していったものの、最速タイムの更新はなかったため、FP1トップはマルティンとなった。2番手はアレックス・マルケス、3番手はヨハン・ザルコ(プラマック)だった。

 ヤマハ勢は最終的にモルビデリが4番手、クアルタラロが5番手までポジションを下げたが、いずれにせよ2人が揃って上位に並ぶ結果となった。

 マルティンが最速タイムとなる一方、ライバルのバニャイヤは後半のアタックでタイムがあまり縮まらず。最終的に1.375秒差の15番手タイムでセッションを終えた。午後のプラクティスでは予選Q2直接進出となるトップ10に食い込めるかが注目されそうだ。

 なおマレーシアGPではWSBKで現在2連覇中のアルバロ・バウティスタがドゥカティからワイルドカード参戦。5年ぶりのMotoGP参戦の最初のセッションとなるFP1は、トップから3秒差の22番手だった。日本人ライダーの中上貴晶(LCRホンダ)はその上、21番手タイムとなっている。