ルサイル・インターナショナル・サーキットでMotoGP第19戦カタールGPが開幕。初日のフリー走行1回目はホルヘ・マルティン(プラマック)が最速タイムを記録した。

 これまでシーズン開幕戦としておなじみとなっていたカタールGP。今年は施設改修などの関係で終盤戦での開催となった。なおサーキットは路面再舗装がされ、縁石も改修を受けている。

 初日午前のFP1はまだ日が出ている時間帯で行なわれ、気温は27度、路面温度35度というコンディションでスタートした。

 FP1序盤はアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)とアレックス・マルケス(グレシーニ)が転倒するアクシデントがあった。ふたりとも怪我などは無かったが、路面は砂埃が上がるなどコンディションがまだ良くない様子で、序盤は注意深い走行が必要となりそうな路面状況だ。

 タイトルを争うフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)とホルヘ・マルティンは、ふたりとも序盤から上位のタイムを記録。バニャイヤの記録した1分57秒936が暫定トップとなり、チームメイトのエネア・バスティアニーニやファビオ・ディ・ジャンアントニオ(グレシーニ)、マルティンとドゥカティ勢が上位を占めた。

 バニャイヤがトップに立つ状況はしばらく続いてたが、その後ディ・ジャンアントニオが1分57秒475を記録してそれを更新。ただ依然としてドゥカティが上位を占める状況に変わりはなかった。

 セッションが終盤に進むに連れて他のライダーも少しずつペースを上げ始め、ようやくタイムシート上位の並びにも変化が生まれた。マーベリック・ビニャーレス(アプリリア)やアウグスト・フェルナンデス(GASGAS)、ミゲル・オリベイラ(RNF)といったライダーがドゥカティ勢の間に食い込んだ。

 ラスト5分となるとマルティンもペースアップし、1分56秒393を記録して暫定トップタイムとした。なお同じ頃にアウグスト・フェルナンデスが転倒したが怪我はなかった。

 以降のアタックでマルティンの暫定ベストタイムを超えるライダーは現れず。マルティンがFP1トップでセッションを終えた。2番手はチームメイトのヨハン・ザルコ、そして3番手にはバニャイヤが続いた。

 トップ3をドゥカティが占めたものの、4番手と5番手にはラウル・フェルナンデス(RNF)とフランコ・モルビデリ(ヤマハ)が続くなど、普段とは違った並びも見られた。

 ホンダ勢はこのセッションで大苦戦しており、レプソル・ホンダとLCRホンダの4人が19番手から22番手までの最後尾4人に固まってしまった。LCRホンダの中上貴晶は22番手だった。