ヤマハのファビオ・クアルタラロは、MotoGPカタールGP初日、ペースはありながらも黄旗の影響を受けてタイム抹消。21番手に終わり、予選はQ1からの出場となった。

 クアルタラロは金曜日の段階で、カタールGPに高い目標を掲げて臨んでいた。ヤマハはここ数戦、少しずつ前進しており、クアルタラロ自身も今週末、表彰台争いを繰り広げる可能性を否定していなかった。

 実際、クアルタラロは予選Q2進出を目指せるだけのペースを持っていたが、思うような結果にはならなかった。予選Q1とQ2の振り分けが決まるプラクティスで2度の黄旗の影響を受け、良いタイムを記録できなかったのだ。

「今日は僕に起こったことは、先週末他の人に起こったことかもしれないけれど、僕はとても不運だった」

 そうクアルタラロは苦々しげに語った。

 イエローフラッグが振られた後の状況について、クアルタラロはミディアムのフロントタイヤの問題を強調した。フィーリングがとても悪かったので、最後のタイムアタックではソフトタイヤを使うことにしたようだ。

「最初のラップは1分53秒2だったが、最終コーナーで黄旗が出てしまった。その後、もう1周走り、第1セクターでタイムを縮めたが、第2セクターでまた黄旗が出た。でもフィーリングはとても良かったし、1分53秒0か53秒1は出せたと思う」

 Q2直接進出のボーダーラインは1分53秒323だったが、クアルタラロは十分にこのボーダーをクリアできたと考えているのだ。

「多少ペースはあると思うけれど、特定のコーナーからの立ち上がりでは明らかに加速が足りない。純粋なトップスピードという点では、僕はかなり遅めにブレーキングしているから、数字上はいいように見えるかもしれないけれど、2速、3速、4速など特定のポイントではかなり足りないんだ。明日は1周でペースをつかんで、そのままQ2進出を狙いたい」

 一方、クアルタラロはレースペースには満足しているようだ。

「安定しているし、常に1分54秒台で走れている。これは素晴らしいタイムだ」

「でも1ラップでは何かが足りていない。そこを改善する必要がある。僕たちにとっての弱点は、トラックのグリップが本当に高いことだ。他のチームがコーナー出口で大きなパワーを使うことができる。それが僕らに大きなペナルティを与えているんだ」