TOYOTA GAZOO Racing WRTは世界ラリー選手権(WRC)の2023年シーズン最終戦ラリージャパンから一夜明け、2024年に向けた体制発表を行なった。

 その中で2022年シーズンと2023年シーズンのWRCチャンピオンであるカッレ・ロバンペラが、2024年シーズンは“パートタイム参戦”となることが明かされた。

 ロバンペラはトヨタと新たな複数年契約を結び、来季は8度のWRC王者であるセバスチャン・オジェと3台目のGRヤリスRally1をシェアすることとなった。

 23歳にしてWRC史上6人目となる連覇を成し遂げたロバンペラ。彼はWRCから“一歩引く”理由として心身の疲労を挙げ、2024年にフルタイム参戦でWRCに戻るための「充電期間」に充てたいと語った。

「TGR-WRTと複数年契約を結び、引き続きチームと共に活動できることを嬉しく思っている」

 発表に際してロバンペラはそうコメントを寄せた。

「来年は参戦するラリーの数を絞ることにした。僕はすでに15年間という長い間ラリーを続けていて、2022年、2023年は僕にとって特に素晴らしい年となったけど、同時に精神的にも体力的にもかなり過酷な生活が続いた」

「そこで、来年1年間は心身の充電期間に充てて、再びフルアタックで選手権に挑むべく戻ってきたいと思っている。色んなモータースポーツが好きだから、来年はラリーだけでなく、ドリフトや、また別のクールなイベントに参加することを楽しみにしている」

 そしてチーム代表を務めるヤリ-マティ・ラトバラも、ロバンペラの選択に賛同した。

「来年のカッレのプログラムには少し変化があるけれど、重要なのはカッレがトヨタのドライバ―であり続け、今後も我々とラリーへの情熱を共有することができるということだ」

「彼は若いが、すでに長い期間、真剣にラリーと向き合ってきた。今後また共にフルシーズンを思いきり戦うためにも、来年は部分的な参加にするのがベストだという選択をした」