F1最終戦アブダビGPでは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が今季12回目となるポールポジションを獲得した。マクラーレンのランド・ノリスはその対抗馬になり得る存在だったが、結果的に5番手に終わった。

 ノリスはラストアタックの際、後半のホテルセクションでマシンをスライドさせてしまい、コンマ4秒ほどタイムロス。好調だったにもかかわらず、ポールはおろか、フロントロウも逃す形となった。

 予選を終えたノリスは、またしても好機を逃した自分を責めるしかないと語った。彼はカタールGPの予選でも、トラックリミット違反によってフロントロウスタートのチャンスを逃しており、サンパウロGPでもQ2で最速タイムを記録しながら、Q3ではコンディション変化に苦しめられて7番手に沈んだ。こういったことが重なっているため、自身としてもフラストレーションが溜まっているのだ。

「良いポジションを争っているときに予選でミスをすれば悔しいものだ。でも僕は土曜日に土壇場でミスをすることが多いんだ」

 ノリスはそう語る。

「その他のラップはベストだった。Q1とQ2はベストラップで、Q3の最初のアタックも良い調子だったけど、(ラストアタックで)たった1回の小さなミスがあった」

「今週末はずっとミスをしていなかったから、なぜそうなったのかはわからない。最近は土曜日にくだらないことばかりしているから悔しいよ」

 自分に厳しすぎるのではないかと聞かれたノリスは、こう答えた。

「そんなことはないよ。僕は2番手争いをしていたのに、愚かなミスのせいで5番手になってしまった。だから自分に甘すぎるんだ」

 ノリスが自分のセッションの出来に満足していない一方で、チームメイトのオスカー・ピアストリは予選でこの週末最高のラップを記録し、3番手を獲得した。

 ピアストリはセッションを振り返り、「少し厄介だった」と語った。

「速さはそれなりにあったけど、ミスが多かった。ラストラップにも少しミスがあったんだ」

「でも、それは最終コーナーを立ち上がって(ライバルの)前に出るためだった。だから満足している」

「今週末のマシンはとても速い。ラスベガスから一転して良い状態だ。トップ3に戻れてうれしい」