11年間在籍してきたホンダでのラストレースを終えたマルク・マルケスは、2024年シーズンに向けて右腕の腕上がりの症状を治療するため、手術を受けたことを報告した。

 マルケスは11月28日にバレンシアで行なわれたポストシーズンテストに移籍先のグレシーニから参加。ドゥカティ・デスモセディチGP23を使って49周を走り、この日の4番手タイムを記録するなど、好調のうちにセッションを終えた。

 そしてテスト終了後、マルケスは2024年シーズンを万全な状態で迎えるために右腕の腕上がりの治療のための手術を受けた。

 “腕上がり”(コンパートメント症候群)は、ライディングで腕を酷使するライダーに度々発生するもので、血流の増加に伴って筋繊維が膨張した結果、筋区画内部の圧が上昇……その結果痛みに悩まされたり、患部に力が入らなくなるなどの症状が発生する状態を言う。

 マルケスは9月のミサノテスト頃からこの症状に悩まされていたが、後半戦のレーススケジュールが詰まっていることから治療は後ろ倒しにされていた。そして年内のスケジュール全てが終了した今、2024年に備えて手術を受けることにしたようだ。SNSへの投稿には次のように記されている。

「シーズン後半戦から、僕は右腕のコンパートメント症候群に悩まされていた」

「今朝、イグナシオ・ロジャー・デ・オーニャ医師とそのチームとともに、2024年に備えてこの問題を解決した!」

 MotoGPはポストシーズンテストで年内のスケジュールを全て終えており、次回の走行は2024年2月初旬のセパンテストとなる。