MotoGPに2024年から新たに参戦するトラックハウス・レーシングが、1月26日にチーム体制発表会を実施。使用するアプリリアRS-GPの正式カラーリングがお披露目された。

 トラックハウスはジャスティン・マークスとミュージシャンのピットブルがオーナーを務めるチームで、これまでは北米のNASCARに参戦。カップシリーズでは6勝を挙げた。F1チャンピオンのキミ・ライコネンがNASCARカップシリーズにスポット参戦したのもこのチームからだった。

 そんなトラックハウスは以前から2025年のMotoGP参戦を検討していた。そして2023年末にRNFレーシングに対して2024年のMotoGP出場取り消しの決定が下ったことがきっかけで、トラックハウスが参戦に向けた動きを加速させ、RNFのライダー(ミゲル・オリベイラ、ラウル・フェルナンデス)、スタッフやマシンを引き続く形で、2024年からMotoGP参戦をスタートさせることになった。

 なおRNFへの処分については「MotoGPの公共的なのイメージに影響を与える度重なる違反や、参加協定違反を繰り返してきた」と説明が行なわれた。これはRNFの大株主でタイトルスポンサーを務めたCryptoDATAがオーストリアGPのスポンサー料を支払っていなかったことに関連しており、チームのサプライヤーにも未払金があったことが処分の原因となった。

 トラックハウスは2023年12月の参戦発表時に、アメリカのレーシングチームらしく星条旗カラーのアプリリアRS-GPを披露した。正式なチーム体制発表会ではさらに別のものになるとされていたが、今回発表された正式カラーリングはこの星条旗カラーの進化版と言えるモノだった。

 なおトラックハウスは2024年シーズン、アプリリアからファクトリースペックのマシン供給を受ける予定で、まずはオリベイラから最新型を使用することになる。

 昨年、RNFはオリベイラがイギリスGPで4位を獲得。これがチームのベストリザルトとなっており、チームランキングでは8位となった。