MotoGPに参戦するフランコ・モルビデリ(プラマック)は、2月下旬に予定されているカタールテストの欠場が決定。開幕戦はぶっつけ本番で挑むことになった。

 モルビデリは1月末に、ドゥカティが主催したWSBK(スーパーバイク世界選手権)のテストに市販バイクのパニガーレV4で参加。他のドゥカティ・ライダーと共にシーズン前のトレーニングを行なっていた。

 しかし1月30日のセッション後半、ターン9で大クラッシュ。幸い大きな怪我はなかったが、病院に搬送され2回のCTスキャンを受けた結果、頭部に小さな血栓が見つかり、ほぼ2日間経過が観察された。

 2月1日にイタリアへ戻ったモルビデリだったが、医療チームの判断もあり6日からスタートしたセパンテストには不参加が決まった。

 そしてイタリアで精密検査を受けたモルビデリに対し、医療チームは今後3週間はいかなるスポーツ活動も控えるようにアドバイスした。その結果、彼は2月19〜20日に予定されていたカタールテストにも参加できなくなってしまった。

 なお復帰は3月8日から始まる第1戦カタールGPになる予定だ。

 モルビデリは今シーズン、ヤマハからプラマックに移籍。ドゥカティのマシンへの適応のためにも走り込みたいところだっただけに、2回のテストを欠場しぶっつけ本番で開幕戦に向かうことになったのは、大きな痛手となりそうだ。

■トラックハウスのラウル・フェルナンデス、セパンテスト2日目以降を欠場

 6日にセパン・インターナショナル・サーキットでスタートしたプレシーズンテストだが、初日にラウル・フェルナンデス(トラックハウス)がクラッシュ。影響を考慮して2日目以降を欠場することになった。

 フェルナンデスはテスト初日、走行開始直後の20分頃、ターン11でハイサイドを起こしてクラッシュしてしまった。彼はメディカルセンターで検査を受け、その後復帰する許可を得たが、その日は21周の走行に留まった。

 クラッシュによってフェルナンデスは深刻な負傷こそ避けたが、骨盤と股関節を打撲。これ以上悪化させないために、テストは初日だけで切り上げることになった。

 フェルナンデスは次のようにコメントした。

「まず最初に、アプリリアとトラックハウス・レーシングのみんなに謝りたいと思う」

「今朝の最初の走行で僕はコースコンディションもあり激しいクラッシュを喫してしまった。正直に言って、こうなるとは予想していなかった。でもあのクラッシュのせいで、セパンでのテストを続けられなくなってしまった」

「本当に、本当に残念だ。新しいバイクをより理解し、そのフィーリングを学び続ける機会が無くなってしまった。今の僕はしっかり休んで回復することが重要になる」

「その中でバイクに乗ることは安全なことじゃない。だからここで計画していたことを、カタールで100%できるように回復に集中するよ。アプリリアとチームのみんなには申し訳ない」