フェラーリは2024年を戦うニューマシンSF-24を2月13日に発表するが、それに先んじてパワーユニットを初始動した際の動画を公開した。

 今は2月21日から23日にかけてバーレーンで行なわれるプレシーズンテストに向けた最終調整の時期で、各チームが特に忙しい時期を迎えている。

 また、この時期は1年を通して戦う新車のエンジンが初めて点火される特別な時期でもあり、希望と野心が託された各部門での何ヵ月にもわたる作業の集大成でもある。電気系統や油圧系統など様々なシステムがテスト前に正常に作動することを確認するためにも、重要な最初のテストとなる。

 SF-24の初火入れはここ数日で行なわれた。フェラーリは、そのパワーユニットサウンドを主役にしたビデオを公開した。

 このチーム内イベントには、チーム代表のフレデリック・バスールなども出席。初始動が終わると、各部門のスタッフから拍手が鳴り響いた。

 ダイノテスト(台上試験)が行なわれた後、2月13日にフィオラノでの初公開とプレシーズンテスト、開幕に向けてスタッフ全員が作業に戻っていった。

 動画自体はファクトリーの朝の風景に音声を重ねたものであり、新たなシーズンへの期待を表現しているようなビデオとなっている。

 2023年にはたった1勝しかできなかったフェラーリ。彼らがこれから始まるシーズンに望んでいるのは、状況を好転させ、レッドブルとマックス・フェルスタッペンに迫ることを目標に、競争力があることを早々に確認することだろう。

 これまでとは異なるコンセプトになると言われているSF-24をドライブするのは、シャルル・ルクレールとカルロス・サインツJr.。ルクレールはすでにチームと長期契約を結んでいるが、サインツJr.は2025年のルイス・ハミルトン加入に伴い、今季限りでフェラーリのシートを失うことが既に決まっている。

 ルクレールはハミルトンというビッグネームの加入を前にチーム内の体制を整えるためにも、サインツJr.は今後のキャリア模索のためにも、昨年以上に元気なところを見せたいところだ。