2023年にWECへ復帰し、AFコルセと組んでハイパーカークラスに参戦しているフェラーリは先日、2024年の新カラーリングを発表した。

 昨年のWEC復帰にあたって用意された499Pのカラーリングは赤を基調にイエローのトリミングを施しており、1972年と73年にジャッキー・イクス、ブライアン・レッドマン、アルトゥーロ・メルツァリオらとともに戦ったフェラーリ312PBとのつながりを感じさせるモノだ。

 2024年のカラーリングも、基本的には2023年を踏襲している。ただ、その色味には変化がある。

 フェラーリは新しいカラーリングに関する声明で、「深く、鮮烈な赤」とその色を表現しているが、これは夜間や悪天候下での視認性を高めるよう「より光沢のあるバージョン」とするために微妙に調整したものになっている。

 2024年のカラーリングについてフェラーリは「主な目的は交互に配置された2色のカラーブロックでマシンボディとコックピットを強調することだ」と説明している。

 なおフェラーリの2024年ドライバーラインアップに変更はなく、50号車はアントニオ・フォッコ/ニクラス・ニールセン/ミゲル・モリーナが、51号車はジェームス・カラド、アレッサンドロ・ピエール・グイディ、アントニオ・ジョビナッツィが走らせることが発表済みだ。

 フェラーリは昨年WEC復帰初年度ながらも、ル・マン24時間レースで51号車がトヨタ勢を下して優勝している。昨年を通じて熟成を進めた彼らが、2024年シーズンにどんな戦いを見せるのか注目だ。

 今後WECは2月24日から25日にカタールで公式プロローグ(テスト)を実施。3月2日に同じくカタールで開幕戦が行なわれる予定だ。