2024年のWEC(世界耐久選手権)開幕戦カタール1812kmレースの予選が行なわれた。マット・キャンベルがドライブした5号車ポルシェ963が、ハイパーカークラスのポールポジションを獲得することになった。

 10台で争われたハイパーポールセッション。キャンベルは1分39秒347を記録し、ニック・デ・フリーズがドライブした7号車トヨタを抑えた。デ・フリーズのタイムは1分39秒511だった。

 トヨタ勢はBoPにより苦しい戦いを強いられていたが、なんとか予選最前列を確保することができた。

「誰もが僕らのパフォーマンスには少し驚いていると思う。特に今週はプロローグ、公式練習と苦戦を強いられていただけに、開幕戦で最前列グリッドを獲得できたことは本当に嬉しい」

 デ・フリーズは予選後にそうコメントした。

「チーム全員が懸命な努力で改善を進めてくれたので、後は決勝でそれを活かすだけだ。10時間と長いレースなので、クリーンなレースを心掛けていく必要があるが、まず最前列からスタートが切れるというのは良いことだ」

 12号車のJotaポルシェを駆ったカラム・アイロットが3番手。50号車フェラーリ499Pが、アントニオ・フオコのドライブで4番手となった。

 8号車トヨタは、予選でブレンドン・ハートレーのアタックが不発に終わり11番手。ハイパーポールセッション進出とはならなかった。10番手との差は僅か0.017秒だった。

 また今季からハイパーカークラスに参戦するアルピーヌ、BMW、ランボルギーニ、イソッタ・フラスキーニも、ハイパーポールセッションに進出できなかった。