MotoGP第2戦ポルトガルGPでヤマハのファビオ・クアルタラロは7位でフィニッシュ。開幕戦からは調子を上向かせてきているが、クアルタラロはすでに限界までマシンを使っていると語った。

 ヤマハ勢は今回、予選でふたりがQ2へ直接進出。クアルタラロは9番グリッドからレースに挑んだ。

 クアルタラロは決勝レースでは終盤まで9番手を走行していたが、ラスト5周でマルコ・ベッツェッキ(VR46)とブラッド・ビンダー(KTM)に追い抜かれた。彼はミゲル・オリベイラ(トラックハウス)との争いにもなったがそれを押し留め、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)を追い抜いた。そして終盤には表彰台近くを争う上位陣から3人の脱落者が発生したため、7位でフィニッシュすることができた。

 このクアルタラロの結果は、苦戦から立ち直りを目指しているヤマハにとってはまずまずの結果と言えるだろう。ただ優勝したホルヘ・マルティン(プラマック)からは約20秒遅れでのフィニッシュと、その差はまだ大きく残っている。

 クアルタラロはポルトガルGPの結果を「複雑だ」と語っている。

「正直に言うと、順位が良かったというよりも、7位は僕らにはポジティブな結果ということだろう。そして、今回の僕らのペースは、とても平凡なものだった」

「もっと先頭に近いところでゴールできるだろうと思っていたんだ。(マルティンに対して)1周1秒近く失ってしまっている。これは本当に大きな差だよ」

「解決策を見つけないといけない。僕らは正しい道を歩んでいて、小さな一歩を踏み出していると思うけど、ライダーとしてはいつももっと速くなりたいと思っているんだ」

「何ができない、という話じゃなくて僕らのバイクの限界に達しているということだ。今の僕はこのバイクでできる全てをやっている。問題は前にいるライダー達のペースに追いつこうとしてもできないことだ。今週末のデータから、さらに前に向けて前進できるといいね」