ハースF1チームで2023年まで代表を務めたギュンター・シュタイナーが、F1マイアミGPのアンバサダーとなることが発表された。

 シュタイナー前代表はハースF1のチーム創設時から代表を努めていたが、昨年の苦戦を最後に解任。後任として小松礼雄が抜擢され、2024年シーズンにハースは新体制で臨んでいる。

 ただシュタイナーはその率直な物言いなどでファンから人気があり、NetflixのF1ドキュメンタリーでも様々な演出と共にフィーチャーされ、より広く人気を獲得してきた。

 そんな人物であるためか、チーム代表を追われたあとも、彼にはF1関連のオファーが多数寄せられた。先日行なわれた第3戦オーストラリアGPではSkyドイツのアナリストとしてパドックを訪れ、さらにインタビュアーも務めている。

 そんなシュタイナーに、F1界隈での新たな役割が追加された。今年5月に開催予定のマイアミGPのアンバサダーという役割だ。

「今年の好きなレースのひとつであるマイアミGPのアンバサダーを務めることができ、興奮している」

 シュタイナーはそう語った。

「私はアメリカでF1が驚異的な成長を遂げてくるのを見てきたが、マイアミのようなレースが開催されることで、F1にはさらなる成長を続ける可能性が秘められている」

「主催者の大胆なビジョンが反映されたこのイベントは、アメリカのスペクタクルとF1レースが組み合わされ、サーキットそして街全体が活気に満ち溢れている」

 また、マイアミGPのプロモーターであるタイラー・エップは、シュタイナーのアンバサダー起用について次のように語った。

「ギュンターは様々な年齢のF1ファンに広く知られた名前となっていて、我々のレースにとって完璧なアンバサダーなんだ」

「彼はこのスポーツの競争心を体現しており、アメリカにおけるF1がどうなるのか、明確なビジョンを持っている」

「彼のような経験と評判、さらに率直さを持ち合わせた人物が我々のイベントに加わることで、レースの週末は間違いなく盛り上がり、新たなレベルへと上げていってくれるだろう」

 なおシュタイナーは最近F1公式サイトに寄せたコラムの中で、ハース代表解任を次のように振り返っている。

「今シーズンを前にハースを離れてから、人生は順調だ」とシュタイナーは記した。

「この数週間は10年ぶりくらいにF1から離れた。この時間は私にとって良いモノだった」

「時間が経てば立つほど、私がハースに長く居過ぎたことが分かる」

「(F1から)離れると、やるべきことが明確になる。そこにいる間は否定的で、できると思っていてもできないんだ」