F1第3戦オーストラリアGPを制したカルロス・サインツJr.(フェラーリ)だが、レッドブルのペースに真に匹敵できるようになるには、アップデートを待つ必要があると語った。

 オーストラリアGPでは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがサインツJr.に0.270秒差をつけてポールポジションを獲得。しかし決勝では、フェルスタッペンがブレーキトラブルに見舞われたこともあり、フェラーリがワンツーフィニッシュを飾った。

 オーストラリアでのフェラーリのパフォーマンスに勇気づけられたサインツJr.だが、開幕2戦はレッドブルが圧倒的な強さを見せたのも事実。そのアドバンテージを埋められるだけのアップデートを行なうまで、フェラーリがレッドブルに匹敵するのは難しいだろうと、サインツJr.は警告した。


「今回(オーストラリアで)、僕たちのクルマは本当にうまく機能した」

「でも、バーレーンやジェッダで見られたようなギャップを埋めるためのアップデートを導入するまでは、どのコースでもこの状態をキープするというのは難しいだろう」

「でも、オーストラリアでは1周目からレースに勝てるクルマだと感じた。レッドブルも速かったし、彼らがポールポジションだったとしても、予選での(1分15秒915のポール)タイムは手の届かないものではなかった」

「昨年のように僕らが強いコースもあるだろう。そして今年は、自分たちが強いコースにおいてさえも、レースペースが良くなっているようだ。良い開発プログラムとともに、レッドブルにもっと挑戦できるようにしたい」

 フェラーリのメジャーアップデートは当初5月の第7戦エミリア・ロマーニャGPに投入され、次戦日本GPでは小規模な空力開発が行なわれるに留まる予定だった。だがチームはできるだけ早くアップデートを持ち込もうと努力しているようだ。

 もしフェルスタッペンがトラブルに見舞われていなければ、オーストラリアGPでサインツJr.が勝てていたかどうかは分からない。しかしサインツJr.は、フリー走行でのロングランパフォーマンスに自信を感じていたこともあり、フェルスタッペンと戦えたと考えている。

「1周目は彼についていけるような気がしたし、DRSも狙っていた。オーストラリアのDRSは強力だからね」

「それから彼はターン3でマシンの挙動を乱し、僕には彼に近づき、オーバーテイクを試みるチャンスが訪れた。それから彼が僕の後ろについてすぐにブレーキングに苦しみ始めて、終わってしまったんだ」

「今回はトップを巡って良い戦いができたと思うから残念だ。でも優勝できて嬉しいよ。彼はたくさん勝っているからね」