今季初のスプリント週末となったF1中国GPでは、今季からのフォーマット変更により、土曜日にスプリントレースと本戦の予選が行なわれた。その両方を制したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、この新フォーマットにある程度満足しているようだ。

 フェルスタッペンは以前から、近年実施されているスプリントレースに肯定的でないコメントをしてきた、いわゆる“スプリント反対派”のドライバーとしても知られる。ただ今回のフォーマット変更により、セットアップの調整がしやすくなっていた点はフェルスタッペンも好意的に捉えている。

 以前のスプリント週末は『フリー走行→予選→スプリント予選→スプリントレース→決勝』という流れだったため、フリー走行を終えた直後の予選の段階でパルクフェルメが適用され、以降はセットアップ変更が自由にできなくなっていた。しかし今季からは『フリー走行→スプリント予選→スプリントレース→予選→決勝』という順序になったことで、スプリントレースから予選までの間に一旦パルクフェルメが解除され、チームはそこで再びセットアップの変更ができるようになった。

「前より合理的で良いフォーマットだと思うよ」

「それでも、スプリントレース(の勝利)よりポールの方が嬉しいけどね」
 
 Sky Sports F1に対し、新フォーマットの感想をそう語ったフェルスタッペン。彼はさらにこう続けた。

「スプリントの後にマシンに変更を加えられるし、前より良いと思った。ただちょっと変な感じがしたのは、レースをした後に予選(モード)に戻るということだ」

「予選をした後に、(スプリント)レースをするべきかもしれない。分からないけど、あってもそういう微調整くらいだろう。でも全体的に、前よりは確実に良くなっているよ」

 スプリントレースでは後続を引き離す圧勝劇を見せたフェルスタッペンだが、その後の予選に向けてはセットアップに変更を加える決断をしたことを明らかにした。

「スプリントレースの後、予選に向けてもう少しマシンが良くなるアイデアをいくつか試した」

「(スプリントを通して)デグラデーションや、何を見るべきかなどについてのアイデアを得ることができた。明日は風向きも変わるだろうし、コーナーによってはバランスが変わってしまうかもしれない。でもスプリントの時の半分くらい(の調子が)出せれば、それでも大丈夫だろうね」