アプリリアからMotoGPに参戦しているアレイシ・エスパルガロは、2025年以降も現役を続行するかどうかの判断のために現在は検討を進めているが、引退してもアプリリアでMotoGPに関わり続けることを希望している。

 現在34歳のエスパルガロはアプリリアとの契約が2024年までとなっている。来年以降も現役を続けるかどうか、彼はその方向性を見極めて5月のイタリアGPまでに決めたいという意向を示してきた。

 ただ最近になってエスパルガロは、引退した場合はアプリリアでテストライダーなど引き続きMotoGPに関わっていくのも良いかもしれないと語るなど、新しい道へ進むことへの興味も示している。

「いい質問だ。僕もまだ決めていないんだ。アプリリアがオファーをくれればいいけど、それは重要なことじゃない」

 エスパルガロはそう語る。

「重要なのは、僕が続けたいのか、そうではないのかを理解することだ。本当にまだ決めていないんだ」

「もう少し待ちたいと思っているんだ。少なくともムジェロ戦までは、自分のパフォーマンスがどうなのかを見極めたいと思っているし、それで決めたいと思う。今年は楽しめているけど、全レースでトップ5を戦いたい。そうできない場合、これ(契約)が最後のモノになるかもしれない」

「自分にとって何が最善の将来なのかを理解しようとしている。将来、アプリリア以外の場所でレースをしているとは思わないけどね。もちろん、それはフルタイムでという意味だ」

「つまり、もし現役を続けるなら僕はアプリリアに留まる。でも辞めてテストライダーとしてワイルドカード参戦することにするかもしれないし、すっぱり辞めてしまうかもしれない」

「僕は決めなきゃいけないんだけど、真面目にまだ決められていないんだ。パフォーマンスを発揮したい。これが今の僕の頭にあることだ。毎週末を表彰台でフィニッシュしたいと思っているし、そうなれば僕も決心するだろう」

 エスパルガロはテストライダーという選択は近年より魅力的になっているとも語っている。この役割についてより魅力が大きくなったかを彼に訊くと、次のように語った。

「ドゥカティとピッロ(ミケーレ・ピッロ)は6年前にこのゲームを変えた。そして今はダニ(ペドロサ)とポル(エスパルガロ)がKTMで務めているのは知ってのことだろう」

「ヤマハとホンダは彼らのテストチームを強化する必要があるね。イタリアやKTMのテストチームのレベルに無いんだ。だから全てが変わる可能性があるし、それは僕にとっていいチャンスにもなる」

「だからこそ、僕もそれについて考えているんだ。僕も好きなことだし、アプリリアで開発してきたこの6〜7年間はとても楽しかった。とても良い仕事ができたと思っている。そしてたくさんのことを僕も学んだし、将来に向けてもとてもワクワクしている」