アンドレ・ロッテラー、12年ぶり2度目のWEC王者は感慨深く「あの頃のWECとは大きく違う」
ローレンス・ヴァントール、ケビン・エストレとロッテラーがシェアしたポルシェ6号車は、開幕戦ルサイルで勝利すると、3戦連続で表彰台を獲得。ル・マン24時間レースで4位となると、富士で2勝目をマーク。大量リードで最終戦バーレーンを迎えた。
バーレーンでは11位と苦戦したものの、ライバルだったフェラーリ50号車とトヨタ7号車も苦しみ、6号車がチャンピオンを獲得した。
ロッテラーにとっては、LMP1時代にアウディに所属していた2012年以来のチャンピオン獲得だ。彼は2度目のタイトルの方が意義があると感じているようだ。
2012年は生まれ変わったWEC初年度であり、レベリオンやオーク・レーシングといったコンストラクターの他、メーカー系のチームは耐久プログラムを再始動させたトヨタのみ。トヨタは開幕直前にプジョーが撤退したことを受け、当初はマシン開発のため一部レースに出場する予定を変更しフル参戦したという状況だった。
一方、現在のWECはハイパーカークラスにトヨタの他、フェラーリやBMW、キャデラック、アルピーヌ、ランボルギーニ、プジョーと自動車メーカーが数多く参戦している。
「今の状況では、この功績はより高く評価されている。このチャンピオンシップがいかに長い道のりを歩んできたかを見なければならない」
「多くのメーカーが参加しているし、ただ参加するために来たのではなく、誰もが勝つために来ているんだ」
「今の激しい競争と性能調整によって、シーズンを通してオペレーションや戦略、それを実行するという面で完璧な仕事をすることが報われるシリーズになっている。非常に意義があることだ」
とはいえ、ロッテラーは2024年が自身のキャリアにおいて2012年よりも重要なハイライトになったわけではないと説明する。
「自分にとって、より大きな意味があるとは言わない。ただ違うというだけなんだ」
「でも、2012年はかなり優勢だったし、正直なところ、それほど競争はなかったからね」
ロッテラーは、WECのタイトルはもはやル・マンでの勝利に付随するものと見なすべきではないと示唆した。
「以前のLMP1では、ル・マンは誰もが望むものだった。当時はル・マンがすべてだった」
「WECが復活した初期には、ル・マンで勝てないとシーズンを棒に振ったようなものだった」と彼は付け加えた。
ポルシェが来季フルシーズンのドライバーラインアップをふたりに減らすことを決めたため、42歳のロッテラーはシートを失った形になるが、彼は引退するつもりはないようだ。
彼はバーレーン8時間レースの前に、ポルシェと新たな役割の可能性について話し合い、他のメーカーとも接触していることを明かしている。


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