フェルスタッペン、1周目クラッシュでピアストリに謝罪。10秒ペナルティには不満も「僕の時間を割く価値はない」
4番グリッドからスタートしたフェルスタッペンは、ターン1でイン側のラインをとり、ピアストリをオーバーテイクしようとしたものの、2台は接触しスピンしてしまった。
フェラーリとコンストラクターズタイトルを争っていたマクラーレンにとって、ピアストリの後退は大きな痛手となりかねなかったが、ランド・ノリスが優勝しピアストリも10位まで挽回したため、マクラーレンは1998年以来となる待望のタイトルを獲得した。
フェルスタッペンは無線で、この接触は「アンラッキー」だったと話していたが、レース後にピアストリに謝罪の言葉を述べたと明かした。
「発進はうまくいっていたし、イン側でポジションを上げようとした。でもその動きにコミットしてすぐに、ギャップが近過ぎることに気づいた。なんとかそこから抜け出そうとしたんだ。もちろん、オスカーとクラッシュしたくはなかったからね」
「でも残念なことに、お互いに接触してしまった。オスカーにはもう謝ったんだ。あんなことは起こしたくなかった。特に彼とはね。彼は素晴らしい人だけど、起こってしまったことだし、ちょっと残念だよ」
「あのポジションにいるときは、前のクルマに集中するんだ。1番手や2番手でスタートするときは、後ろを見ることはない」
「だから、僕はオーバーテイクを狙ったんだけど、『しまった、彼は僕のことを見ていない』って気づいたんだ。だから、その場から抜け出そうとしたんだ」
フェルスタッペンはまたチーム無線を通じて、衝突を引き起こしたとして10秒のタイム加算ペナルティを科したスチュワードを「バカ」呼ばわりした。
最終的に6位でレースをフィニッシュした後、この裁定について質問されたフェルスタッペンは、「もちろん、それは僕の責任だ。でも20秒とか30秒、分からないけどストップ&ゴーとかを予想していたんだけどね!」と皮肉った。
「次回に向けて話すべきことがあるかもしれない。もう何も理解できないけど、まあいいや。そんなことで怒ったりしないから」
「僕の時間を割く価値はない。さっきも言ったように、一番大事なのはオスカーに謝ることだ」
ピアストリにとっては、忘れたいレースとなったものの、少なくともマクラーレンのタイトル獲得を喜ぶことができた。
フェルスタッペンのオーバーテイクは楽観的すぎたかとの質問に対し、ピアストリは『Sky Sports(スカイスポーツ)』に次のように答えた。
「おそらくイエスだ。でも、彼はすぐに謝罪してきたよ」
「スチュワードはペナルティを出すと判断した。そこからは厳しいレースになったけど、今日の最大の目標は達成できた」
「僕にとってはかなり悲惨なレースだったけれど、もちろん、今日の最大の収穫はチャンピオンシップを決めたことだ」
「マクラーレンが今年達成したことは、みんなとマクラーレンにとって大きな功績だ。彼ら全員をこれ以上ないほど誇らしく思っている」


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