2月14日、フェラーリは世界耐久選手権(WEC)の2025年シーズンに向けて、ル・マン・ハイパーカー(LMH)である499Pの新カラーリングを発表した。

 今年、フェラーリは50号車、51号車のマシンカラーリングに”レトロ”な濃い赤色を採用。これについてスポーツカーレース部門の責任者であるアントネッロ・コレッタは、「過去を思い起こさせるモノ」と表現した。

 14日に行なわれた発表では、以前よりも暗く濃い赤となったこの色合いについて「過去数十年のフェラーリのレースカーに見られてきた色を、再解釈したモノ」だとも説明された。

 またコレッタはこの新しい赤色について、フェラーリが166MMで1949年のル・マン24時間レースを制してから70周年となった2019年に、ワークスの488GTEで使用されていた赤色と似ているとも指摘した。

 ただ、コレッタは同時にフェラーリが今回特定の記念日を祝うためにこうした色合いにしたわけではないとも強調した。

 新マシンカラーリングには他にも変更点があり、”ジャッロ・モデナ”の黄色が施される位置も変更。マシン上部にストライプという形に配置された。

 この配色変更には、各車サイドにレース順位を表示するLEDライトパネルを装備する必要があったことも関係している。

 フェラーリAFコルセは、2025年シーズンに不変のドライバーラインアップで臨む。50号車はアントニオ・フォコ、ミゲル・モリーナ、ニクラス・ニールセン、51号車はジェームス・カラド、アレッサンドロ・ピエール・グイディ、アントニオ・ジョビナッツィとなっている。

 WECは2月21〜22日にルサイル・インターナショナル・サーキットでプロローグテストを行ない、その1週間後に同地で開幕戦カタール1812kmを開催する予定だ。